〒133-0056 東京都江戸川区南小岩7丁目3-1
03-3671-0867

  

タグアーカイブ: #夏休み

子供の虫歯を予防するにはどうすれば良いの?

今日は歯科医師の小野寺です。

暑い日が続きますね、東京では7月猛暑日が13日と過去最高になったそうです。

猛暑日とは最高気温が35℃以上の日に事を言うそうです。

お子様たちは夏休みで海や花火大会、旅行など色々なイベントがありますね!

その際に気をつけなければならないのは、夏はとても虫歯になりやすい季節でもあるのです。

それは、この夏の暑さで冷たいジュースやアイスを食べることが多くなるからです。

虫歯の原因は?

虫歯の原因はプラーク(バイオフィルム、歯垢)です。

プラークに潜む細菌(ミュータンス菌など)が作り出す酸によって、歯が溶かされた状態が虫歯です。

細菌は砂糖(糖分)を栄養源とするため、甘い物は虫歯になりやすくなる原因の一つです。
糖分の摂取だけでなく、歯磨きの仕方や唾液量の不足など、細菌の働きや繁殖を高める要因(リスク)は多数あります。

そのため、効果的に虫歯を予防するには、さまざまな角度からの対策が必要でしょう。

虫歯の成り立ち

昔小学校でpHと言うのを習ったのを覚えているでしょうか。

pHはイオン指数の英語の略で、リトマス紙を使って、酸性、アルカリ性を判定するための指数でpH7が中性とされているものです。

歯の表面には、固いエナメル質というものがありますが、エナメル質は酸にとても弱い性質を持っています。

pHが5.5以下になると歯が溶け始めるのです。

つまりはpHが7より小さいものは虫歯になるリスクが高いということになるので飲み物のpHを知ることが大切になります。

水・ミネラルウォーターは7.0で近いものでは牛乳(pH6.8)があります。

お茶や無糖コーヒーはpH6.0~6.5となるので暑い季節はこれらを水分補給とするといいと思います。

ここからは虫歯のリスクが高くなります。

意外に思うかもしれませんが紅茶は市販のものだと砂糖が入っておりpHが5.5ですので、飲みすぎには注意ですね。

代表的な飲み物ではオレンジジュースは4.0、スポーツドリンクは3.5、コーラは2.2という数値です。

コーラを飲むと歯が溶けるといわれるのはpHが他のものに比べるととても低いことからだとわかりますね。

甘いものを食べたり、飲んだりしたらすぐに虫歯になってしまうのか?

甘いものを食べたり、飲んだりしてもすぐに虫歯になるわけではございません。

お口の中の唾液が出ることで、唾液の成分によって溶けて歯から出ていったカルシウムを元に戻す働きがあります。

これを再石灰化といいます。

再石灰化が行われるのであれば虫歯にならないのでは?

確かに甘い食べ物や飲み物によりpH5.5以下になったとしても再石灰化が行われるのであれば虫歯にならないのではと思われるかもしれません。

しかし、実際は皆さん虫歯になってしまうことがあるかと思います。

その原因の1つが食べ物や飲み物を摂取する時間帯にあります。

定期的に朝ごはん→お昼ご飯→おやつ→お夕飯と時間空けて規則正しく食べていればあまり問題ないのですが不規則にお菓子を食べたりすることで再石灰化のサイクル(40分ほどかけて中性に戻ります)が追い付かなくなり、pHがずっと5.5以下の状態になる為どんどん歯が溶けていってしまします。

その為ダラダラ食べや飲みをすることで虫歯のリスクが高くなっていくので、時間を決めて飲むようにして、その後は歯磨きを必ずするようにしましょう。

もう1つ再石灰化を促進する方法として歯医者さんで高濃度のフッ素塗布を行う方法です。

今歯磨き粉にもフッ素が多く含まれるようになってきました(1500ppm以下)が歯医者さんで塗布するフッ素は9000ppmと高濃度になります。

歯医者さんでフッ素塗布を行うことで

・歯の再石灰化の促進

・歯を強くする

私たちの歯はハイドロキシアパタイトと呼ばれる物質で構成されています。

この物質はとても硬いのですが、酸によって溶けやすい性質も併せ持っています。

フッ素のよって歯の再石灰化が促進される際には、フルオロアパタイトと呼ばれるフッ素が入り込んだ物質へと作り変えられ、むし歯菌に負けない強い歯を作ることが可能となります。

子供の虫歯を予防するには

子供の虫歯を予防するには

  1. 規則正しい食生活
  2. 食べ物を食べた後の歯磨き
  3. 歯医者さんの定期検診で虫歯チェックとフッ素塗布

この3つが重要になります。

この夏休みの機会に定期検診や虫歯チェックに歯医者さんに来てみては如何かなと思います。

南小岩の歯医者 | 小野寺歯科医院

日付:  カテゴリ:ブログ and tagged ,