〒133-0056 東京都江戸川区南小岩7丁目3-1
03-3671-0867

  

タグアーカイブ: #発音

歯と口の健康週間

こんにちは6月4日~6月10日は歯と口の健康週間です。

この取り組みはお口の中の健康増進を目指し厚生労働省、文部科学省、日本歯科医師会、日本学校歯科医会が連携して毎年実施しております。

主な目的として

  • 歯と口の健康に関する正しい知識の普及啓発
  • 歯科疾患の予防に関する適切なセルフケアの習慣定着
  • 歯科疾患の早期発見・早期治療の徹底

があります。

歯の力、お口の役割とは

食べる(食べ物を噛み砕く)

近年私達の食事は軟らかな料理が増えています。そのため食べ物を噛み砕く事を咀嚼と言いますが咀嚼の回数が減少することにより唾液の分泌量が減少したり、顎の周りの筋肉が成長せず顎の発育・成長に影響するとの指摘もあります。

そのためすべての食べ物を30回かけて食べる必要はありませんがゆっくり時間をかけて咀嚼して食べることが重要です。

話す(発音を助ける)

話すことは発語発声器官の筋肉により声の出し方や発声の正しさも増していきます。

そのため食べることは正しい発音を身につける土台作りでもあるのです。しっかり咀嚼して食べることが重要になります。

表情を作る

お顔の表情を作るには表情筋と言われる皮膚の直ぐ下にある筋肉が大きく関わっています。頭皮、眼、鼻、口の周り、頬、上唇、下唇の運動に関係します。特に口輪筋と頬筋は食べ物が口からこぼれないようにし、食べ物が挟まっているときには奥の方に押し出す働きもします。

そのためお口の周りの筋肉と舌を鍛えるあいうべ体操をお勧めします。

からだの姿勢やバランスを保つ

からだのバランスを保つには噛み合わせがとても大切であることがわかっています。これはしっかり歯が噛み合うことで頭の位置が固定され、腰の位置も安定するからと言われています。

そのため健康で長生きするためにはしっかりと食べ物を噛みだけではなくしっかりとした噛み合わせを確保しておくことが重要になります。

正しい自分にあった歯磨きを

良く噛むためにはご自身の歯をなるべく残すことが重要になります。そのためには自分のお口の中の状況にあった歯ブラシの方法を身につける必要があります。

日本口腔保健協会HP参照

歯と歯の間は歯間ブラシやデンタルフロスを併用すると効果的にプラーク(歯垢)を除去することができます。

日本口腔保健協会HP参照

定期的な歯科検診

どれだけ上手にお口の中を清掃出来たとしても自分では上手くプラークをとれない場所や歯石は出てきます。

そのためには歯科医院でプロフェッショナルケアを行い、汚れが残っていないか、新たな虫歯が出来ていないかを確認して貰うこともとても重要だと思います。

そうすることでいつまででもご自身の歯でしっかりと食べ物を噛み、身体全体のバランスを保っていくことがQOL(生活の質)の向上を図るうえでは重要です。

南小岩の歯医者 | 小野寺歯科医院

日付:  カテゴリ:ブログ and tagged , , , , , ,