〒133-0056 東京都江戸川区南小岩7丁目3-1
03-3671-0867

  

タグアーカイブ: #東京都、#江戸川区、#小岩、#南小岩、#歯医者、#麻酔、#電動麻酔、#デンタペン、#表面麻酔

筋・筋膜性歯痛

今日は歯科医師の小野寺です。

突然ですが歯に鈍い痛みがあって歯医者さんに通院しましたが、特に虫歯も問題ないし、歯周病も問題ないので様子をみてくださいなどと言われたことありませんか。

歯医者さん側でも虫歯も無いし、歯周病もそこまで炎症が強く無いので原因がわからないなと思う事があります。

もしかするとその原因は筋膜性歯痛だったかもしれません。

筋・筋膜性歯痛とは

顔や首の筋肉が疲労すると筋肉にしこりができ、血の巡りが悪くなりそこからの痛みが歯やあごの痛みとして感じられることがあります。

これを筋・筋膜性歯痛といいます。

歯が原因では無い歯の痛みを非歯原生歯痛と言いますがその多くが筋・筋膜性歯痛(45~50%)が原因で頭や首周りの筋肉からの筋・筋膜痛(筋肉痛)の合併症で歯痛が起こると言われております。

かみ合わせに関する筋肉

かみ合わせに関する筋肉は、咀嚼筋と呼ばれる手足にある筋と同じ骨格筋である筋肉が主に働きます。

この筋肉は下あごを上あごに対して上・下したり水平に移動したりすることによって、歯が食べ物をかみ切ったり、すりつぶしたりすることが出来るのです。

咀嚼筋の運動を咀嚼運動あるいは顎運動と呼びます。咀嚼筋では歯を食いしばった時に顎の外側で硬くなる筋肉を咬筋と呼び、硬い食べ物をかみ砕くときに働きます。こめかみには下顎を引き上げ(閉口)や顎を後方に引く時に働く扇形の側頭筋があります。

筋・筋膜性歯痛の原因

原因はかみ合わせに関与する咬筋、側頭筋を酷使したためにおこります。

不安や精神的緊張などのストレスによる神経の緊張が続くことによっておきることがあります。

睡眠時の歯ぎしりや、長時間のスマートフォンやパソコンの使用などは、かみ合わせに関与する筋肉を酷使するため注意が必要となります。

かみ合わせに関する咬筋、側頭筋が多いものの、首や肩の筋肉(胸鎖乳突筋、僧帽筋)が原因であることもあります。

筋・筋膜痛(筋肉痛)から歯痛が起こる関連痛

1.咬筋

2,側頭筋

3,胸鎖乳突筋

4,僧帽筋

筋・筋膜性歯痛の症状は?

いろいろな痛みが出ますが

  • 鈍い痛みがずっと続いているがその歯をたたいても、何をしても痛みは出ない
  • 痛みを生じやすいのは、主に上下の奥歯
  • だいぶ前に歯を抜いて傷は良くなっているのに、もう無いはずの歯が痛い気がする
  • どの歯が痛いのかよくわからない
  • 痛みは日常生活には支障はない

痛みは筋肉の活動で増す傾向があります。痛みは軽いことが多いものの、時には強い痛みが生じることもあります。

筋・筋膜性歯痛の治療法

1)歯科医院で行う治療

1,カウンセリング、認知行動療法

痛みに対して歯以外の可能性を探り、思いがけない癖(食いしばりなど)があることを認識します。そして生活環境の改善を行ったりする事が治療につながります。これは副作用もなく、効果も高いと言われています。

2,マウスピースの作成

歯ぎしりや食いしばりが原因で筋・筋膜性歯痛を起きている場合にはマウスピースを作成し、使用してもらいます。

3,薬物療法

痛みが継続してある場合や痛みが強い場合には鎮痛薬を使用します。カロナールやロキソニンなどの薬を患者さんの全身状態を考慮しながら処方します。

4,トリガーポイントブロック

原因と思われる筋肉のさらに1番痛い場所(トリガーポイントや圧痛点)に局所麻酔をおこないます。そうする事で痛みが一時的に消失しますが継続治療が必要です。

2)ご自宅で行える治療

1,食事

食事では硬い食べ物や繊維質の食べ物などの摂取を控えます。

強くかんだときに歯がすべり、筋肉にダメージを与えると考えられています。

原因が筋肉痛のため、長時間かまないことも大切です。

2,マッサージや温熱療法

筋肉の血行不良やしこりが原因のためマッサージが有効です。ご自身でも出来ますし、整体院に通院し、施術を行うのもよいと思います。

また、血行不良に関しては痛い場所を温かいタオルやお風呂で温める事も有効です。

まとめ

筋・筋膜性歯痛には色々な症状や原因があり、診断が難しいです。

歯医者さんで歯や歯茎に問題がないと言われた時にはお口の中だけでなく他にも原因があるかもしれませんので、是非かかりつけの先生に相談していただければと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

南小岩の歯医者 | 小野寺歯科医院

日付:  カテゴリ:ブログ and tagged

新しい電動麻酔デンタペン

今日は歯科医師の小野寺です。

患者さんにとって歯科治療が怖い要因の1つに局所麻酔が挙げられると思います。

どうしても歯肉に針を刺すため痛みを伴うことがあります。

各歯科医院ではどうにか痛みを減らすために色々な工夫をしながら局所麻酔を行なっています。

局所麻酔とは

局所麻酔はその名の通り局所に麻酔薬を作用させて一時的に痛みなどの感覚を消失させる方法です。

歯科治療が好きな方は多くはありませんが、理由の多くは治療が痛いからです。

ですから局所麻酔は歯科治療に必要不可欠な麻酔法といえます。

局所麻酔の種類

1,表面麻酔法

麻酔薬を歯肉に塗って表面の感覚を麻痺させる方法です。歯自体を麻酔するためには浸潤麻酔や伝達麻酔といった注射がどうしても必要ですが、表面麻酔を行った後で注射をすると痛みを和らげることが出来ます。

実際には口の中にガーゼやコットンロールを入れて、歯肉に塗った麻酔薬が流れないように唾液をブロックし、数分間作用させます。

2,浸潤麻酔法

痛みをとりたい部分の歯肉に麻酔薬を注射する、いわゆる歯科で行われる麻酔です。

患者さんの中にも浸潤麻酔を経験された方がいらっしゃると思います。
浸潤麻酔は、治療をする場所の近くに麻酔薬を注入し、歯を支える骨に染み込ませ、神経に薬を効かせます。
奥歯(特に下顎)や麻酔が効きにくい場合(炎症が強く患者さんの痛みが強い)は何本か注射する場合もあります。

3,伝達麻酔法

伝達麻酔は、枝分かれした小さな神経に効かせる局所的な麻酔ではなく、口の奥の方を通る三叉神経の支流の太い神経の手元の近くに麻酔注射を打つというものです。

この太い神経から枝分かれしている細かい神経の末端まで広範囲に効きます。

この麻酔は2時間ほどしっかり効果が続くので、親知らずの抜歯に使用することがあります。

また、一度に広範囲の処置をする場合や、浸潤麻酔では効かない場合も使用します。

当院での局所麻酔方法(浸潤麻酔法の場合)

  1. 表面麻酔
  2. 局所麻酔(1~2秒)
  3. 2~5分待つ
  4. 局所麻酔
  5. 2~5分待つ
  6. 治療開始

浸潤麻酔法は上記に記したように骨に浸潤させて徐々に、麻酔を効かせていきます。

そのため麻酔が効くためには時間がかかります。

新しい電動麻酔デンタペン

当院では局所麻酔を行うために電動麻酔を使用しております。

局所麻酔は麻酔液をゆっくり一定スピードで注入することで、痛みを和らげることができます。手動では難しいその調整ですが、この電動麻酔注射器を使用すればその緻密なコントロールが可能となり、麻酔注射時の痛みを大幅に軽減することができます。

つい先日当院では新しい電動麻酔デンタペン(日本歯科薬品)を導入いたしました。

デンタペンの特徴

・小さくて軽い

従来の電動麻酔に比べて小さく、重さも40gととても軽いです。

・選べる3つの注入モード

局所麻酔の状況によりスピードを徐々に速めたり、一定にしたりと変えることが出来ます。

※日本歯科薬品デンタペン パンフレット参照

・ワンクリックで注入開始

※日本歯科薬品デンタペン パンフレット参照

小さくて軽いため女性や手の小さい先生でも持ちやすく、局所麻酔は最初が痛みが強く出るため、最初速度がゆっくりで徐々に速くなっていくシステムが素晴らしいと思います。

まとめ

局所麻酔は歯科治療では不可欠ですが患者さんが苦痛に感じる行為の1つです。

デンタペンは術者側にも患者さん側にも優しく、使いやすく、なるべく痛みが伴わないような電動麻酔になります。

そうすることで安心して局所麻酔、歯科治療を行えるようになれば良いかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

南小岩の歯医者 | 小野寺歯科医院

日付:  カテゴリ:ブログ and tagged ,